ネットで探した葬儀屋さん

父は生前から「葬式は簡単に済ませてくれよ、大層なことはせんでいいから」と、よく言っていました。
親を見送った友人から、その時になってから葬儀社を探すのは大変やでーと聞いていたのですが、まだ生きているのに葬儀のことなんて…と思う気持ちがありました。
でも、全く何もせずその時を迎えることを想像すると、やっぱり不安になったので、時間のあるうちに探すことにしました。
結果的に、そうしておいて本当に良かったと思っています。

1日葬が可能な葬儀社を探す

それまで自分たちで葬儀の段取りをするなんて考えた事も無かったし、解らないことだらけだったので、まずはネットで検索することにしました。
父は元々は東北の出身で、親戚や知人が遠方ということもあり、そういった方々の参列を望まなかったので「家族葬」「1日葬」で探すことにしました。

見積りを取ってびっくり

最初に見つけた葬儀社はフランチャイズのような感じで、実際に何店舗か地元で見かけていたし、新聞広告などでも見たことがありました。
ネットでのおススメ度も高く、家族葬や1日葬のセットプランも扱っていたので、見積りをして頂くことにしました。
担当の方はとても丁寧で、式場もこじんまりとしていましたが綺麗。
あ、ここで良いかも?と思ったのですが、広告で見たプランの話をすると「あ、今は1日葬は行っていないんです~。広告には載ってました?おかしいなぁ~。」とのこと。
じゃあ家族葬で見積もりを、ということになったのですが…見積りが始まって5分後には、もう帰りたくなってしまいました。

あれもこれもオプションで値段が倍に

その葬儀社のネット画面や広告では、よく解らなかったのですが
セットになっているものは、ホントに基本的なものだけでした。
搬送や棺、ドライアイス、進行係、役所手続き、祭壇飾りなどなど、一見すると全部揃ってるのかな?と思えるようなプランなのに
なんやかんやで、家族葬¥400,000のはずが合計¥800,000以上に膨れ上がりました。
親族一同のお花一対が¥86,400ですってちょっとアンタ。よくそんなサラッと言うよね~って、腹の中でムカムカ来てました。
だめだここ…。

ネットのレビューはイマイチだったけど

インターネットのおススメランキングでは1位だったのに、目をむくほどの高額になってしまったことで途方に暮れてしまいました。
そうこうしているうちに父の容体が悪化。いよいよ危険な状態になってしまいました。
このまま何もしないで父の最期を迎えると、病院と提携している葬儀屋さんにお願いしないといけないことになるし(結構お高いとの噂)、ネットのレビューでは今一つだった「小さなお葬式」に資料請求してみました。

必要なものがほとんどセットされていた

「小さなお葬式」は、文字通りコンパクトで小さな葬儀をメインにされていて、資料請求やアンケートに答えることで割引する制度もありました。
驚いたのは、セットの内容と価格。お葬式に必要なものはほぼセットになっていて、1日葬でもドライアイスは3日分、生花の祭壇や仏衣・位牌・親族の控室など、とにかく全てセットになっているのに30万円台。
既に父は、あと数日もつかどうかという状態になっていたので、もうここで決めようということになり、電話で申し込みをして今の父の状態を伝え、もしもの時はお願いしたいと連絡しておきました。

遺族の想いを大切にしてくれた

父が亡くなったのは、まだ夜も明けきらない午前4時過ぎ。
病院から連絡を受けた兄から電話があり、夫と二人ですぐに駆けつけましたが
私たちが到着する前に、父は逝ってしまいました。看取ってあげたかった…。
ここからは本当にバタバタで、施設にいる母を迎えに行き父と最後のお別れをさせた後に「小さなお葬式」に連絡を入れました。
「小さなお葬式」は、いわば“元請け”。受注したあと近くの提携葬儀社に“下請け”に出す、といった感じです。
父の葬儀を担当して頂くことになったのは、京都の葬儀屋さんでした。
葬儀は実家で行うのではなく、火葬場併設の葬儀場を借りるつもりだったので、それも事前に電話でお願いしておきました。
搬送のための寝台車に父の遺体が運ばれ、安置所まで私達も追走しました。
父の遺体を安置したあと、葬儀の詳しい打ち合わせがありました。
一通りセットプランの説明のあとオプションの説明がありましたが、担当の方は「このプランのままで良いということでしたら、この金額の他は一切お金は頂戴致しません。」とキッパリ。好感度は一気に急上昇しました。

追加オプションも良心的な価格

父は背が高かったので、普通の棺桶では入らないのでは…ということで、大きいものに交換してもらいました。これが確か¥10,800。
あと祭壇のお花だけでは少し寂しいかなぁということになり、親族一同のお花を一対お願いしました。
初めに見積りした某セレモニー社さんはお花が一対¥86,400。
「小さなお葬式」は一対¥21,600。ふっ。
友引を挟んでしまったので、葬儀は翌々日執り行うことになったのですが、ドライアイスは初めから3日分がセットになっていたので全く問題なし。
納棺の前の儀式から告別式まで、親族のみ10名の本当に小さなお葬式でしたが、スタッフの方の心のこもった対応と進行で、大変厳かにしめやかに式を終えることが出来ました。
安い=仕事が雑、なんてことも全くなく、担当スタッフの方の丁寧で親切な対応には、家族みんなが感謝の気持ちでいっぱいになりました。

まとめ

「小さなお葬式」は、その地域ごとに提携している葬儀社があるようなので、その提携葬儀社によっては、もしかしたら対応の微妙な部分では違いがあるかも知れませんが
セットプランの料金以外にどんどん膨れ上がっていく、なんてことはないと思います。実際そうでしたので。
もしも、これからインターネットで葬儀社を探そうと思っておられる方がおられたら「小さなお葬式」に資料請求されてはどうかなと思います。

それにしても…ネットのレビューってアテにならへんなぁと、つくづく思い知らされました。マジで。

※決して「小さなお葬式」の関係者でも回し者でもありません。

小さなお葬式

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